雑記20130429

トレイラー作ったよ

 何年も前からAceCombat04のトレイラーをX3の世界で再現したいなぁと思っていたんですが、ようやっと最近作り始めてやっつけで完成しました。


 YouTubeの方にはまだアップロードしていないので今回はニコニコにて。
 ちなみに、元ネタのトレイラーはこちら。


 X3の戦闘機や艦船は編隊のヘの字も組んでくれず好き勝手に飛び回るので苦労します。
 戦闘機を追いかけるのはもうこりごり。  

20120502追記

 動画の方でのコメント、ありがとうございます。
 反応を頂けると大変励みになります。

X3:APプレイ日誌80 ―昔話だよ

前回のあらすじ

 はるばるGetsu Funeに辿り着いた。

むかーしむかし の出来事

 Getsu Funeには五大種族の港が揃っている、と前回話した。
 利益だけで考えると、軍事物資の卸し先が何箇所もあるGetsu Funeは非常に有用なセクターといえる。何せEquipment Dockが五箇所もあるんだから、例えば軽火器のIREとか安価なミサイルとかを大量に生産しても、それを売り捌くのに難儀しない。

 TCはAPよりも港が保有できる在庫量が非常に少ないので、TC時代の頃の私にとっては尚更このセクターが魅力的な場所に映った。これだけ離れた僻地(Argon Primeから東へ真っ直ぐ進んだ場合)にあるセクターなのだから、ここはボーナスステージか何かなんだろう、是非活用せねば―などと甘い考えを抱き、当時の私はGetsu Funeの近隣セクターに工場を建設することを決意した。今思い返せば、ロクに下調べもせず取り返しのつかない事をやったなぁと呆れる。

 ブログの本来の主旨をすっぽかして続けてきた日記もそろそろ区切りが近づいてきたので、今回はGetsu FuneでTC時代にやらかした失敗談を話そうと思うよ。
 要するに良い子は間違ってもGetsu Funeとかソレに類する危険なセクターの近辺で工場を建てちゃ駄目だよ、というお話。防衛部隊を編成するから大丈夫!とか考えちゃ絶対駄目だよ。

X3:APプレイ日誌79 ―Getsu Funeだよ

前回のあらすじ

 海賊のCoreセクター、Gian Starを発見した。
 Teladi以外の五大種族が勢揃いしていた。さながら連邦艦隊だった。
 海賊が生意気にも証券取引所を所有していたので、沈めようとした。
 そのために用意したM8の使い勝手が芳しくなかった。萎えて引き上げた。 

掘り出し物を探しに

 根城があるEta Psiに戻ったあと、いつぞや衝動買いしたTeladiの交易船Volture Sentinelに乗り換えて旅をしていた。
 
Sentinelタイプの交易船はお値段が高いものの、頑丈なシールドと交易船らしからぬ武装が施されている。XXLの積荷も搭載できるので、コストを度外視すれば非常に優秀。

 でも所詮は交易船なので、エネルギーの容量は知れている。
 いくら装備できるからといって、身の丈に合わない武器を携えても実戦では思うように活かせないのが哀しいかな現実。現にそれで1回死んだからね。
 なので船にゴテゴテと装着していた武装は概ね取り外し、MARSも他の戦闘艦に譲った。

 XRMの取扱説明書によると、「バーター貿易(bartering:物々交換)はTeladiの貿易港で行えば掘り出し物が見つかるかもよ?」と書いてあったので、まだ開拓しきれていないTeladi領のセクターを買い物がてら放浪していた。

 で、これが今回の収穫。Xenon艦が搭載できる重火器Quantum Shockwave Cannon(QSC)。
 Proteusを購入して以来、Xenon Cに乗る機会が減った。逆にDaedalus等の護衛につけさせる時間が長くなってきたので、主砲として搭載できるQSCを探していた。

Xenon艦とQSC。ノロノロと飛んでいく見た目に反して威力は極悪。
 手元にある分も合わせればこれで必要な数が揃った。Xenon Cの正面タレットにもMARSを適用し、今後はAIに委ねよう。私が乗っていた頃は正面にDMBCしか装備できなかったので射程の面で不利を被っていたけど、これでそのハンデも解消される。

 過去に何度か言った憶えもあるけど、大型艦の火器はやっぱり高い。
 7つで1,000万Cr、あと少し色をつければ平均的な性能のM6本体に手が届いてしまう。
 かといって鹵獲して火器を集めるにも相手はXenonだし、結局お金で解決できるならそれに越したことは無いと割り切るべきか…。

雑記20130421

セクターBlue Horizonにて

 昔からずっと作りたかったモノをちまちま作成中。副産物のSSをペタペタ貼り付け。
 X3のカメラワークはどうにかならないのかと嘆くも、公式フォーラムの偉い人曰く「視点関係はハードコードされているから無理」とのことなので諦めるしかなく非常に残念。 

 お布施するのでAPに続くRebirthの繋ぎとして公式でカメラMOD出してくれやしませんかね。

X3:APプレイ日誌78 ―連邦艦隊集結だよ

Proteusに接舷しているOsperyとXenon P。Hyperionもこれぐらいテクスチャが綺麗だったらなぁ…。

前回のあらすじ

 買い物の途中で海賊基地を攻撃しているSplit艦と出遭ったので、手伝うことにした。
 基地が崩壊する最中、果敢に基地へドッキングしたTeladiの交易船が爆発四散した。 

旅の途中で

 某Teladi領がごとく、海賊が垂れ流しになっているセクターを見つけた。ということは十中八九、近くに海賊セクターがあるはずなので探してみたところ、

 海賊のCoreセクター、Gian Starを見つけた。
 時系列としてはこっちの方が先だけど、Drakeに乗って動画を撮った場所だね。
 
 私の他に先客がいたらしく、五大種族(Teladi除く)の艦隊が勢揃いしていたよ。
 いつぞやOmicronに大挙して押し寄せてきたATFとUSCの合同艦隊相手に寡兵で必死に防戦していたけど、あのとき全く来てくれなかったArgonの艦隊もいる。
 来ない来ないと思っていたら、こんなところで油を売っていたんだね。
 …だって管轄が違う? そうだね、お役所仕事だもんね。

X3:APプレイ日誌77 ―欲が過ぎるよ

前回のあらすじ

 いずれ行うつもりの哨戒部隊編成に備え、母艦に適したM7を探した。

何するでもなく

 港で目ぼしい物がないか探すためHyperionでうろついていると、

 Splitの戦闘艦が海賊基地を攻撃していた。
 ちなみに、これはRaptor Mk1だね。XRMで友情出演しているMk1シリーズのなかでも割と違和感が無い方かな。ParanidのMk1なんか動くヘルメットだからね。
 
 急ぎの買い物でもなく、今のところ各地の動向も落ち着いており特にすることも無かったため、Splitに加勢することにした。

  そしたらCarrackさんが2隻、慌ててやってきた。


X3:APプレイ日誌76 ―M7を見繕うよ

前回のあらすじ

 Blackhole Sunの衛星を破壊したXenon Gを消毒した。

そろそろ、

 工場周辺を哨戒する部隊を編成しようと考えた。
 哨戒部隊については、「M6以上の戦闘艦で構成した方が良いよ」 と以前に書いた。

 なんだけど、今回はちょっと事情が込み入っている。
 X3のModderとして有名なLucike氏が製作されたMOD「Security and Rescue Service」を使って哨戒部隊を運用しようと思うと、戦闘艦に搭乗できるだけの経験を積んだパイロット(士官)が必要になる。その経験を積ませるにはM3等の戦闘機に乗せる必要があるため、戦闘艦に乗れるパイロットを増やすには戦闘機も積極的に部隊へ組み込まなければならない。
 同じく氏の作られたMOD「CODEA」は艦隊運用を支援してくれる。が、これもまたパイロットが必要となり、同様に経験を積ませる必要がある。双方のMODには互換性があり、哨戒部隊で経験を積ませたパイロットをCODEAの方で用いることができる。もちろんその逆も可。

 こういう事情が背景にあり、部隊の編成には戦闘機も組み入れなければならない。とは言え、Lucike氏のMODが無ければそもそも戦闘機を用いる気すら起こらなかったのは間違い無いので、あらゆる機体や船に存在意義を与えてくれる氏のMODには大変感謝している。

肝心の戦闘機は

 鹵獲した機体を修理・調整を済ませて十分な数が揃ってきた。後はそれらの母艦となる船を見繕わなければならない。戦闘機は傷つき易いが、母艦に帰ることさえできれば艦内に常駐している海兵隊が修理を行ってくれる。なので母艦には空母としての運用能力が求められる。
 それから、捕捉した敵機が「悪さ」をしでかす前に殲滅する必要があるため、母艦にもそれなりの速度が要求される。 どのクラスが適切か考えた末、やはりM7に落ち着いた。
 M6はHyperionぐらいしか戦闘機を収容できない上、当のHyperionはコストが割に合わない。かといってM2やM1は足が遅すぎる。この手の仕事は、バランスのとれたM7が向いている。

 というわけで、候補となる船をM7のカタログから選んでいた。
 今回は、候補となった船を紹介するよ。ちなみに、下に進むほど説明がどんどん適当になるよ。

X3:APプレイ日誌75 ―その名はGだよ

前回のあらすじ

 突如現れた海賊の群れを退治するため、Daedalusを派遣した。
 以前の教訓を活かすため、Daedalusに艦載機を積んでおいた。
 私も勇んで現場に行ったが徒労に終わった。
 Xenonにも監視衛星を壊された。ありがとう!

悪いXenonは閉まっちゃおうねー

 さんざん壊さないでと人が言ってる傍から泣きっ面に蜂みたいな嫌らしい真似をしてくれたのが、
 
Xenon-M7ミサイル巡航艦 G
  このお方。無垢な顔を装ってフラフラと飛んでるけど、ミサイル艦なので放置しておけば大型艦でも沈めてしまう。
 とは言ってもミサイル以外のタレットは尻に申し訳程度のDMBCが搭載されているだけなので、向こうが単独ならM6でも割と簡単に倒せる。前にも話したけど、状況次第では他の戦闘機に紛れ込んだXenon Rの方がよっぽど悪質。

 一見すると両肩(?)のポッドからミサイルを発射してきそうだけど、実際はそのポッドの後ろ、船本体の脇から出してくる。(説明が下手なため要領を得ずごめんなさい。実際に観察して頂ければ分かると思います)
 なので発射口の部分を集中して攻撃し続ければ、Gが放ったミサイルが起爆してG自身に強烈なダメージを与えられる。尻の方につかなければDMBCの攻撃も受けないため、上手くいけばこちらはダメージを受けずに倒すことも可能。

 そういう芸当ができるのは、機動性に富んだM6やM3等の戦闘機ぐらい。
 だけどお察しの通りM3で敢行した場合、1発でもミサイルを漏らした時点で一種のフラグが立つ。或いは自分が起爆させたミサイルの爆風に触れて死ぬ危険性もあるので、現実的に考えるとM6ぐらいしかできそうにない。

X3:APプレイ日誌74 ―壊すのはやめてよ

前回のあらすじ

 Proteusのテストをするため海賊の家を1棟倒壊させた。
 私の根城の近くで海賊が暴れ始めていた。 
 セクターに撒いていた監視衛星を3基連続で破壊された。

なんとまぁ

 Enduring Lightはだだっ広い。狭いセクターなら監視衛星を1基置いておけばほぼ全域を視界に入れることができるけど、Enduring Lightの場合は1基じゃ到底カバーし切れない。
 なので3基設置しておいたのに、あろうことか海賊が全部破壊しやがった。ありがとう!
 
 連中がトチ狂って西へ流れると困るので、まずDaedalusを迎撃に向かわせて西のゲートを塞ぐことにした。西側ゲート近くにも海賊の戦闘機がうろついているところを見るに、セクターの広域にわたって海賊が跋扈しているらしい。何でこんな中途半端なセクターを襲いにきたのやら…。

雑記20130414

Xenon船にイスはあるのか

Xenon「武器のDPSいくら? おいらっちのDMBCはシールド5.7k/装甲1.4kなんやけど」

Kha'ak「シールド7.3k/装甲1.5kです」

Xenon「・・・え・・・!?」 

Kha'ak「7300と1566です」

Xenon「・・・う、うわあ・・・ああ・・・ああああああああああ(イスから転げ落ちる)」

Kha'ak「どうかしましたか?」

Xenon「ああ、あふゥッ・・・ひいいい・・ガクガク(足が震える)」

Kha'ak「やだなあ、そんなにびびらないで下さいよ。
               照射しなきゃ1分間に50発撃てるだけですから」

Xenon「ああ・・あ・うんっ・ああ・・・(ビクンビクン)」

Kha'ak「ちなみにM6の武器です」

Xenon「ああ・・あ・・・らめ・・・もうらめえ!(DMBC発射)」


 Beta Kyon Emitterで上のスペック、Gamma Kyon Emitterに至ってはDMBCを完全に喰ってました。もっともタレットの総数でKha'akは他の船に劣るようなので、そこでバランスはとられているようです。

 前回紹介したAdvanced CorvetteでBragiさんをコロコロ。
 その後に続いてきたNagoyaさんも美味しく頂きました。

 小柄なAdv Corvetteだと大型艦が搭載しているPPCやPSPやらでダメージを受けることは滅多にないので、相手の脆弱な部分やDPSの低いタレット付近に張り付くとBragiでさえ沈められますね。M7やM2に乗っている時よりかえって楽でした。Xenon Iであれだけ苦労した相手なのに…。

雑記20130413

Kha'ak M2-Advanced Destroyer

System Override Softwareで船を強奪

 バニラだと船内から鹵獲できるようになるソフトですが、XRMでは船の乗っ取りに使えますよ、という話を以前XRMの記事で書きました。
 一人前になるまで鍛え上げるには莫大な資金と時間(特に後者が厄介)がかかる海兵隊に対し、Sysem Override SoftwareはHackerchipEnergy Cellを消耗するだけなので、コストの面で比較すれば遥かに安上がりです。(※)

 …と言えば聞こえが良いのですが、ではどっちがお勧めかと言われれば、やはり今まで通り海兵隊による乗っ取りの方が健全だと思います。ええ、精神衛生上。
  今回紹介する船を手に入れるためソフトによるハッキングを用いましたが、改めて「割に合わない」と思い知らされました。安物買いの何とやらです、トホホ…。


新しいM6が欲しいよ

 Hyperionに乗り、Drakeに乗り、Centaur一族にも大体乗り、Katanaにも乗り、PXにも乗り…等々、目ぼしいM6は過去の代で使ったので今回はどのM6に乗ろうかと悩んでいました。
 悩んでいる間にM7を買い、Xenon Iを見つけ、Terranとドンパチするようになってもなお自前のM6を見繕えず。いっそ非売品のM6の設計図でも買って自分で造ろうかと考えて各地の港をはしごしていた頃、
 
 たまたま道すがら見かけた船がコレ、Kha'akのM6 Advanced Corvette。
 何やらTerranのYokohama級の私掠船とぐるぐる周りながら殴り合っていたので、港で買い物を済ませたあと興味本位で傍観することにしました。

 最初は両者五分の戦いだったのですが徐々にKha'ak側が押し始め、ついにはYokohamaを撃沈。NPCのM6が単艦でM7を沈めるのはなかなか珍しい光景だったのでそのまま様子を観ていると、今度は近くのTL船にちょっかいをかけ始めました。そしてそのまま苦も無くTL船を撃沈。


 「流石にこれはおかしいだろ…」と思ってスペックを確認。
 XRMで追加されたKha'akのAdvancedモデルはいずれも原型を留めておらず、性能もオリジナルからかけ離れています。M6のAdavnced Corvetteに関しても、並のM6では比較にならない性能差ですね。
 あのHyperionが200MJ*6基、防御に優れたTeladiのAdvanced Heavy Ospreyでようやく200MJ*7基です。Hyperionでも海賊のM7 Carrack程度なら楽に始末できるので、これだけ硬ければ軟らかいM7相手であれば互角以上に戦えそうですね。

 Kha'akの攻撃が凶悪なのはバニラ時代からの伝統ですが、これをプレイヤーが使えたとしたら面白いことになりそうです。
 欠点はミサイルの互換性がないため、ほぼレーザーのみでしか攻撃できない点ですね。戦闘艦相手であればレーザーだけでも十分ですが、戦闘機の群れに囲まれたときは速度の低さも相まって苦戦しそうです。

 ですが、それを差し引いてもこの性能の高さは魅力的。
 欲しい設計図がなかなか見つからなかったこともあり、丁度良いからコレを鹵獲しようと目論見ました。
 それが地獄の始まりでした。

X3:APプレイ日誌73 ―力こそパワーだよ

前回のあらすじ

 Paranidセクターを荒らしていたXenon艦隊を打ち破り、Paranidから厚い信頼を得た。
 報酬が2,000万Crを超えていた。
 念願のProteusを購入した。

皆さんお元気ですか


 私はProteusを手に入れてからとてもとても元気です。

 ついさっき、新しい船を手に入れた話を知らせようと思って海賊さんのお家に出かけたのですが、

  おやおや力が有り余り過ぎて家を壊してしまいましたね。かわいそう。

雑記20130411

また性懲りも無く動画撮ったよ!

 IR2を入れて遊んでいたら何度かクラッシュすることがありまして、再現性は分かったものの肝心の原因が分からなかったので結局MBRRに戻しました。
 あの忌々しいカクつきと折り合いつけながら生きていくしかないのか…と嘆きつつ、MBRRのスレッドを読んでいたら興味深い書き込みが。

 Military Base Response revamp(公式フォーラム内のスレッド)
 http://forum.egosoft.com/viewtopic.php?t=254599&postdays=0&postorder=asc&start=960

 MBRR導入後「setup.plugin.mbase.xml」の中身を丸々書き換えてみてね、とのこと。コードはURL先の中ほどにあります。
 コードを書いて下さったexpnobody氏曰く「AP環境下でMBRRを動かすなら試してみてね、こっちでは一応ちゃんと動いているよ」とのことです。
 以前にもお話した通り、IR2を導入できる環境であれば向こうの方が安定しているのでIR2をお勧めします。どうしてもAPでMBRRを導入したい場合は試して頂くと良いかもしれません。私も試してみましたが、今のところクラッシュ等の致命的な問題もなく動いています。

 というわけで、MBRRを加えた環境での負荷テストのため動画を撮りました。
 APでは有名な激戦地、Circle of Labourでよく見かける光景ですね。
 

Xenon IとBragi

 Xenon Iは動画内で私が動かしている船、BragiはTerran艦隊の旗艦Lasting Vengeance。
 両者ともM2+、M2+は英語wiki曰く「Super Heavy Destroyer」とのこと。
 そこまで禍々しい肩書きつけるぐらいなら素直にBattle Shipで良いんじゃないかなと思うんですが、これでも一応駆逐艦なんですね。解せぬ…。
 

X3:APプレイ日誌72 ―必勝陣形だよ

前回のあらすじ

 Paranidに媚びを売るため海賊機を倒していたが、大して評価されなくなった。
 近くでXenon機がうろついていたことを思い出し、Xenon Sectorと繋がっている場所を探した。
 おあつらえ向きに、Xenonの艦隊がParanidセクター内で破壊活動をしていた。
 そのままぶつかると不利なので、まずは相手のミサイルを枯渇させた。 

流れを有利な方向へ運ぶためには

 Xenonの戦闘機と戦闘艦を引き離し、戦闘機の群れから先に叩きたい。
 そう、例えるならこんな感じに―


 これは某所にある伝統的な(そして且つ非常に奥深い)テンプレートの一つなので、マイナーなX3を嗜む諸兄ならばご存知の方も多いと思う。
 念のため注釈しておきますが、「自軍」と「敵軍」の表記を逆にして下さい。 
 つまり「○」が自軍で「●」が敵です。

 まぁ、今回も私には伴う艦がいないので、

 例によってこうなんですけどね。


この状態で戦えば勝機は皆無
 とにかく、交戦状態に入ると向こうはバラバラになるので、距離が開いていれば連中の足並みも徐々に乱れてくる。けど先ほどジャンプして仕切り直した時点では、まだ群れの体をなしており乱れていなかった。

X3:APプレイ日誌71 ―Xenonの艦隊だよ

Boronの爆撃機。とにかくコワイ

前回のあらすじ

 色々限界を感じたので、M2を買うことにした。
 カタログを漁った結果、ParanidのProteus級に決めた。
 Paranid大型艦特有の、第三艦橋みたいな出っ張りがProteusに生えていなかったので安心した。


牛歩のごとく

 Proteus購入のため、Duke卿のセクター近くに蔓延る海賊をHyperionで駆逐する日々が続いた。

 ところが海賊の戦闘機群を叩いても叩いても、Repがほとんど上昇しない。十数機倒して、次のランクまでの進捗がようやく1%上がる程度。それなりの関係まで達すると、大物でも沈めない限り大して評価はしてもらえないらしい。

 TCの頃は戦闘していれば異常な速さで友好状態になっていたから、ここまで鈍いとXRMの影響なんじゃないかと疑い始めた。ところが諸事情あって後々TCを再稼動することになった折、TC+XRMの環境では従来のTCと変わらない速度でRepが上がったので、どうもこれはAP自体の仕様らしい。 
 バランスとしては私も今ぐらいの速度の方が妥当と思うものの、欲しい船を買うまでの道のりがこうも縮まらないとなると流石にもどかしい。 この辺の海賊は戦闘機ぐらいしかいないし、どこかに大型艦でも泳いでいないものか…。

そういや、

 この辺はたまにXenonの小規模な部隊が航行していた。
 ということは、近くにXenon Sectorと繋がっている場所があるはず。
 手探りで付近のセクターを巡っていると、

 おあつらえ向きなのがいた。ご丁寧なことで。

Xenon-M1空母J
 Xenon Jとその取り巻きがParanidのセクターでせっせと破壊活動に勤しんでいた。
 これだけの数のXenonを仮に全て仕留めることができれば、Paranidからの評価も劇的に向上するだろう。ただしそれは「できれば」の話。

X3:APプレイ日誌70 ―M2が欲しいよ

Paranid-M2戦艦Proteus

前回のあらすじ

 ようやくTerranの艦隊がOmicronから退去した。
 Argonの援軍はついに来なかった。

戦艦を買おう

 先のOmicronでの戦いで苦汁をなめたこともあり、当初の目標だったM2-Tempestをそろそろ買うべきか悩んだ。資金もArgonとのREPも十分なので、買おうと思えばいつでも買える。
  でも先代・先々代とTempestに乗り続けていたため、他に良い戦艦があればそれを使ってみたい。こんなにたくさんの船があるわけだから、ちゃんと探せば私が気付いていない逸品がありそうな気がする。例えばM7のXenon Cは過去に敵として何度も対峙してきたけど、その使い勝手の良さを理解したのは私の代で乗り始めてからだった。

 という訳で、Daedalusの修理が完了するのを待つ間にカタログを読み漁った。
 その結果、ParanidのM2-Proteusが「なんか色々ヤバいんじゃないかな」という結論に至る。

 艦内にM3を4機、腹部にM6やM8を3隻格納可。M2でありながら軽空母としての艦載能力も兼ねている。まずこの時点でおかしい。
 シールドは2GJ*6基と、M2でも硬い方。ただし速度は45.6m/s、ちょっと遅いのが気になるね。もっともM2なんて大半が鈍足なので、旅の用途で使わなければ気になることも少ないかな。

 Paranidのレーザー兵器Tri-Beam Cannon(TBC)を正面と左右に12ずつ積める。
 TBCと言えば、以前Duke卿の本社を襲った際に迎撃してきたParanidの旧式艦が使用していた黄色いレーザーだね。再照射までの間隔がやけに短かった印象があったのでTBCのスペックを調べてみたら、これも尋常じゃなかった。

 試しに、レーザー兵器のなかではバランスが良いArgonのPlasma Beam Cannon(PBC)と比較してみたよ。PBCはDaedalusが積んでいるレーザー兵器だね。


シールドへのダメージ(DPS)
Tri-Beam Cannon      :5625
Plasma Beam Cannon :6700

装甲へのダメージ(DPS)
Tri-Beam Cannon      :1333
Plasma Beam Cannon :1485

射程
Tri-Beam Cannon      :4.6km(4600)
Plasma Beam Cannon :6.8km(6885)

1分あたりの連射速度(Rate of Fire)
Tri-Beam Cannon      :25r/m
Plasma Beam Cannon :9r/m


  スペックを見る限りParanidのTBCがArgonのPBCに勝る要素はFire Rateしか無いね、実際その通りだよ。更に射程が約2kmも差があるから、TBCが照射できる射程に入るまでの数秒間PBCは先に攻撃できる。だから実戦でのDPSはもっと差が生まれる。
 でもTBCはPBCだと比較にならない程の連射ができる。今までFire Rateが一番高い対艦レーザー兵器(防衛設備のLaser Tower除く)はXenonのDMBC(15r/m)だと思ってたけど、Paranidの方が上だった。

 照射し続けてこそ真価を発揮するレーザー兵器をAIに使わせても大して強くないのは過去に話した通り。なので今現在使用しているDaedalusの左右にはPBCを搭載させず、対艦砲のPPCとM6相手にCIGとを使い分けさせている。
  だけどXenonのDMBC然り、連射ができるならAIに使わせたとしても強い。ということは、左右のタレットにもレーザー兵器を気兼ねなく搭載できる。レーザーは相手が小さい戦闘機だろうと大きな戦闘艦だろうと相性が良いので、これを左右のタレットが活用してくれる点はArgonの戦闘艦と大きく異なる。

 後は射程の短さをどうカバーするかだけど、TBCが装備できるタレットにはPhased Shockwave Generator(PSG)も搭載できる。PSGはArgonのPPCやTerranのPSPに相当する対艦砲で、射程は6.8km弱ある。
  射程10kmを超える火器を持つ勢力に対しParanidの大型艦は射程の面で劣るものの、個人的には6.8kmあれば十分だと思う。どうせ殴り合いが始まれば両者の距離は3-4km程度に縮まるし、こちらの艦砲の射程に入るまでの不利はwaspとDroneで相手のタレットを麻痺させることである程度しのぐこともできる。