X3:APプレイ日誌31 ―私のだよ

今回の逃避行最大の功労者を心から悼んで。

前回のあらすじ

 ArgonとTerranの国境宙域に着いたら想像以上にドンパチしていた。
 戦艦が落ちていたので拾った。 
 戦艦の裏に「てらん」って名前が書いてあったけど、消しておいた。ついでに持ち主と敵対した。


さて用事を思い出したし、帰るか

Terran-M2戦艦Tobosaku Type-A
 戦艦Tobosakuを鹵獲した。私も正直言っていいのかこれで」とは思った。先祖の記憶でも、戦艦クラスの大型艦が放棄された経験は数回しかない。財産といえば拾い物の巡航艦1隻ぐらいの貧乏人が、この段階で手にして許される代物ものかどうか結構悩んだよ。
 だけど今日食べる飯にも困る身だし、ここは有り難く頂戴しようと思う。それに、これでTerranと敵対する動機もできた。

 さしあたっての問題は、ここからどうやって脱出するか。
 すぐ傍にある北のゲートはTerran領に繋がっている。行けばTerranの艦隊に抹殺されるどころか、たぶんここより激しい戦闘が続いているはずなので、ゲーム自体が成り立たず死ぬだろうね。
 なので北へは逃げられない。退路は遥か遠くの南。

戦闘機は多過ぎるので省略。
さすがにこれを突っ切って行くのは無理だねー。


小道具を持ってこよう

 となると、ここはジャンプするしかない。だけどTobosakuのジャンプドライブは破壊されていたので使えない。そういえば前々回にOmycronで鹵獲したKatanaの1隻がJumpDriveを持っていたので、それを利用することにする。

 XRMでは戦艦クラスにもなると、ほとんどの艦船がM6やTSを1隻外付けできる。Tobosakuも多分できそうな形をしているし、Katanaを格納して安全圏へ一緒に飛べば一石二鳥だしね。早速、こちらへジャンプして来てもらうようKatanaに指示を出す。

 そんなこんなしていると、
Terran-M2戦艦Nagoya
Terranの偉い「ヒトの船パクるとか、ええ度胸しとるのうワレ」



オワァアワアワアワアワ.....


Katanaが到着するまで

 時間を稼がなくてはならない。ジャンプドライブが作動してから実際にジャンプするまでは若干時間がかかる。 相手は完全武装した戦艦。対してこっちはシールドだけは取り敢えず生きている戦艦。同じM2同士でも、まともに競り合ったら命がない。

 とりあえず、Nagoyaの射程に入る前にタレットの設定を行う。辛うじて生きている武器も各タレットに均等に配置していく。
 後は操舵、つまり私の運転次第である。Katanaが来るまでとにかく生き残らなくては。


 アーワワワワワワワワワワワワ
 (訳: 奴の懐に忍び込むよう前進しながら、)


 ワゥウウウウウウウウウウウウ
 (訳: 比較的、敵の火力が乏しい尻の方へと回りこむ、)


 ウイッヒイー!!
 (訳: 後ろにピッタリとくっつき、相対速度を0に保つ)


完璧。

お悔やみ申し上げます

 そろそろ来るかなー? と踏んでたら丁度いいところでKatanaが来たよ。
 これから先の顛末は少し残酷だから端折って言うと、結果的にTobosakuは無事脱出できた。
 だけどKatanaをTobosakuに接舷させようとしたら、ネーチャンに「ドッキング ディナーイド!!」って怒られた。賢明な方ならその後どうなったのかもう分かるだろうけど、


 彼は犠牲になったんだ。


その後

 途中で燃料をShrikeから分けてもらって、Home of LightまでTobosakuを運ぶ。
 ここまで来ればもう安全なので、艦載していたChimeraで外へ出る。
 例によって、修理が終わるまでTobosakuは近くのHQに路駐させよう。
 ShrikeもOmycronで鹵獲したKatanaとBaldricが1隻ずつ修理しなきゃならないので、海兵の人手不足が深刻になってきた。更に新しい人員を雇わないと…。

 さて、一安心できたので改めてTobosakuの性能を確認しよう。

 戦艦で速度が100m/s近く出せるのはかなり速い方だね。
 Steeringも2.1rpmだから、操舵性も戦艦にしては悪くない。
 シールドは2GJが4基。これは戦艦クラスだと中堅ぐらいかな。
 ハンガーはM3までなら2機搭載できるね。

 肝心の武装だけど、戦艦にしては正面の火力が控えめ。
 Frontが6-8あれば実戦投入を迷わず決めたけど、4だとちょっと物足りないね。
 この辺、速度が速い代わりに火力をやや犠牲にした艦という設計なのかな。
 図体も小柄で扱いやすい艦ではあるけど、Terranの火器は調達するのも難しいし今回は売って資金に換えよう。


 実際に修理が終わって売却したのは大分後になるけど、Tobosakuを売却した結果がこれ。
 約5,700万Crで売れた。やはり戦艦は1隻で大金が手に入るね。
 これでHyperionもHyperionの装備も買えるだけの資金が手に入った。問題はParanidからの評判はお金で解決できないという点だけど。


 とにかく、大収穫だった。まだCircle of Labourにはサルベージできる船が残っていたから、燃料と弾薬を補充したらShrikeで飛ぶことにするよ。

つづく。

3 コメント:

Unknown さんのコメント...

NOVAとかがバニラよりだいぶ早いみたいですが、速度を上げるMODなどを入れていらっしゃるのでしょうか?入れてれば、教えていただけると嬉しいです。

watsan さんのコメント...

機体の速度が軒並み速くなっているのはXRMの影響ですね。
XRMを導入していると、ほとんどのM3は200-300m/sぐらいの速度がでます。

Unknown さんのコメント...

どうもありがとうございます。ってことは私のはXRM導入ミスってるのか・・・もっかい手引きを見ながら入れてみたいと思います。

コメントを投稿